夜勤専従看護師とは、その名の通り、夜勤を専門として働いてる看護師のことです。夜間の仕事になるので、昼間働いている看護師よりも給与が高くなります。2交替制や3交替制の看護師と比べて日勤や準夜勤がないため、連休を取りやすいのが特徴です。加えて、昼間の時間帯は自由になるので、旅行や趣味に使う時間もある程度自由になります。

また、一月あたりの勤務日数が少ないことや、夜勤にしか従事しないため、現場によっては看護業務以外の業務が免除されるケースもあるようです。看護業務に専念できますし、夜勤という性質上同僚や上司ともあまり関わることがなく、人間関係に悩まされることも少なくなるでしょう。

しかし、やはり夜から朝にかけて働くことは昼夜逆転になってしまうため、どうしても体に負担がかかります。昼間の時間が自由になるとはいえ、仕事の後に休まず遊びに行くと体調を崩してしまう原因になりやすく、バランスを見極める必要があるでしょう。

少ない勤務日数かつ夜勤にしか入らないデメリットとしては、起きている状態の患者と接することが少ない点が挙げられます。顔と名前が一致せず、普段の状態も把握しにくいのです。そのため、自分から進んで患者の情報を得るように働くことが重要となってきます。このようなメリットとデメリットをきちんと理解したうえで、夜勤専従看護師になるかどうかを考えましょう。夜勤専従看護師についてもっと深く知るなら、詳しく説明されている【メリットいっぱい！夜勤専従看護師】を読むのがいいと思います。