看護師として働いてしっかりお金を稼ぎたいという人や、キャリアを構築していくために十分な経験を積みたいという人から、人気があるのが夜勤専従看護師です。一般的に夜勤は嫌がられることが多いので、比較的給与が高く設定されています。加えて、現場には必要最小限の人数しか看護師がいないため、さまざまな状況での対処を経験する機会が得られるのが魅力です。

しかし、本気でお金や経験のために夜勤専従看護師になろうと思い立ったときに悩みやすいのが、兼業をすべきかという点があります。1つの現場で夜勤専従看護師として働く方がいいのか、もしくは別の現場でも夜勤専従看護師として、余力がある範囲で追加で働く方がいいのかは、判断が難しいところでしょう。

夜勤専従看護師は、稼ぎやすくて経験も積みやすい点で魅力がありますが、兼業すべきかどうかで悩む看護師は少なくありません。この判断基準として重要なのは、仕事と生活をどのくらいの割合で重視しているかです。もし仕事を中心にして働きたいと考えているなら、兼業もできるでしょう。

ですが、夜勤の頻度が高くなってしまうので生活が辛くなりやすく、体力的な負担も大きくなることは覚悟しなければいけません。生活との兼ね合いを考慮すると1つの現場で働く方がよく、夜に生活する習慣を作ることで体力的な負担も軽減されます。家族との生活がある場合にはまた判断が難しくなりますが、独身の間は仕事と生活のどちらを優先したいかによって決めるのが無難です。